ANAマイル獲得のそもそも①
マイルを貯めるそもそもを考えてみると、
「ANAに乗る」
「ANAカードを使う」
というものがあります。
陸マイラー活動は基本的に費用をかけずにマイルを貯める活動です。
その一方、
「ANAに乗る」「ANAカードを使う」は費用はかかりますが、
普段の生活の中でうまく活用していけば、少しでもマイルの獲得ができます。
今回はANAで国内線に乗る場合について考えてみます。
【ANAに乗る(国内線の場合)】
「マイル」なので、当然ANAに乗ればマイルを獲得できます。
出張や旅行でANAを利用すれば、無駄なくマイルを貯めることができます。
<獲得マイルの計算方法>
ANAに乗ることで獲得できるマイル数は以下のように計算します。
「フライトマイル」+「ボーナスマイル」=「獲得マイル」
◆フライトマイル
フライトマイルは「区間基本マイル ✖ 運賃別の積算率」で計算されます。
例えば「東京~札幌で510マイル」「東京~沖縄で984マイル」
といったように定められています。
※区間基本マイルの詳細はこちら⇒ マイレージチャート│ANA国内線
「運賃別の積算率」は
利用する運賃ごとに区間基本マイルへの積算率が定められおり、
例えば、普通運賃で100%、旅割や特割で75%といったようになっています。
※積算率の詳細はこちら⇒ マイルの積算条件│ANA国内線
◆ボーナスマイル
ボーナスマイルは以下のように計算されます。
「フライトマイル ✖ プレミアムステイタス または 利用カードの種別ごとの積算率」
「プレミアムステイタス 」とは
ある一定の条件をクリアすると与えられるもので、
「ダイヤモンド」「プラチナ」「ブロンズ」の3つがあります。
このステイタスホルダーであれば、ボーナスマイルが獲得できます。
※プレミアムステイタスの詳細はこちら⇒ プレミアムメンバーサービス
「利用カード種別の積算率」は
決済機能を有するANAカードを所持していれば、
そのカードのグレードに応じてボーナスマイルが獲得できます。
「ANAカード一般:10%」
「ANAゴールドカード:25%」
「ANAカードプレミアム:50%」
ただし、「ANAマイレージクラブカード」の場合は積算率は0%となります。
※ANAカードの入会はポイントサイト経由で行うとポイントを貯めることができます。
「ハピタス」
「ちょびリッチ」
「PointTown」
<獲得マイルの計算例>
例えば、沖縄に旅行に行くとします。
多くの人は「旅割」や「ツアー」を利用して行くと思われます。
ANAカード一般を所持し、プレミアムステイタスはない条件で
どのくらいのマイルが獲得ができるか計算してみると、
◆旅割(普通席利用)
フライトマイル:984(区間基本マイル)✖ 75%(運賃別の積算率)= 738マイル
ボーナスマイル:738(区間基本マイル)✖ 10%(カード種別積算率)= 73マイル
獲得マイル:738(フライトマイル)+ 73(ボーナスマイル)= 811マイル
⇒往復で1622マイルの獲得
◆旅割(プレミアムクラス利用)
フライトマイル:984(区間基本マイル)✖ 125%(運賃別の積算率)= 1230マイル
ボーナスマイル:1230(区間基本マイル)✖ 10%(カード種別積算率)= 123マイル
獲得マイル:1230(フライトマイル)+ 123(ボーナスマイル)= 1353マイル
⇒往復で2706マイルの獲得
◆ツアー(個人包括旅行割引運賃、普通席利用>
フライトマイル:984(区間基本マイル)✖ 50%(運賃別の積算率)= 492マイル
ボーナスマイル:492(区間基本マイル)✖ 10%(カード種別積算率)= 49マイル
獲得マイル:492(フライトマイル)+ 49(ボーナスマイル)= 541マイル
⇒往復で1082マイルの獲得
◆ツアー(個人包括旅行割引運賃、プレミアムクラス利用)
フライトマイル:984(区間基本マイル)✖ 100%(運賃別の積算率)= 984マイル
ボーナスマイル:984(区間基本マイル)✖ 10%(カード種別積算率)= 98マイル
獲得マイル:984(フライトマイル)+ 98(ボーナスマイル)= 1082マイル
⇒往復で2164マイルの獲得
※ツアーで行く場合、マイルが付かないものもあるので、ご注意ください。
これら以外の条件での獲得マイル数を計算してみたい場合にはこちらでどうぞ。